ギターシールド・パッチケーブルの自作方法

音楽関連
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ここでは、シールドケーブル・パッチケーブルの自作方法を順番に見ていきます。

また、一番最後に「ソルダーレス」と呼ばれる、はんだ付けの必要の無いシールド・パッチケーブル自作キットも紹介しています。

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シールド・パッチケーブルを自作すれば、長さが自由・そして安い

自作するメリットとしては、

○メリット

  • 買うより安価に作ることができる
  • 長さとプラグの組み合わせが自由

の二点が挙げられます。

買うより安価である

後で紹介するシールド製作の定番であるBELDENの8412というケーブルだと、1m当たり500円ほどで買うことができます

同様のシールドケーブルを用いた15cmのパッチケーブル普通に買うと2000円ぐらいしますが、自作で作るとなるとシールドケーブルの値段が100円弱になるので(1m当たり約500円だから)、これにプラグの値段を加えても、1500円ほど安く作れることになります。

「本来2000円するパッチケーブルが600円ぐらいで作れる」と書いたほうがイメージしやすいでしょうか(笑)

長さとプラグの組み合わせが自由

長さを自由に選べるということは、それだけエフェクターの配置を自由にすることができる、ということになります

また、切り売りシールドを買いだめしておけば、新たなシールドが必要になったときに数百円のプラグだけを買い足せば作れるので、この時少し得した感じがします。

後は、左右のプラグ、ストレートとL字がありますが、これの選択肢も自由にすることができます

ギチギチなエフェクトボードを考えてる人には避けられないかもしれませんね!

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シールドケーブルの種類はたくさんあるが、ベルデンがおすすめ

好みのシールドがあればそちらを買えばいいと思いますが、基本的にはシールド自作の超定番であるベルデンでいいでしょう!

ここでは、ベルデンの中でも定番中の定番である「BELDEN 8412」を紹介しておきます。

シールドケーブルの切り売りは基本的に1m単位で、後は好みの長さに切って使う感じとなります。

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超定番おすすめプラグ「SWITCHCRAFT」

プラグの超定番となる「SWITCHCRAFT(スウィッチクラフト)」の、ストレートプラグと、L字プラグです。

ストレートかL字かは好みで構いませんが、パッチケーブルを作る場合は、特に理由が無い限り、L字プラグにしたほうが、効果的にスペースを使えると思います(実体験)。

管理人も、ストレートとL字の組み合わせを試したりしましたが、結果的にL字が良いという結論に達しました。

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はんだ&はんだごて

こちらも定番商品を紹介しておきます。特にこだわりがないなら以下のもので良いでしょう。

はんだは色んなところが出していますが、楽器関連ということでフェルナンデスのはんだごてを紹介しておきます。

Kester 44はシールド作成で良く使われているはんだです。

一説にははんだで音質が変わるという話もありますが、しっかりとはんだ付けすればそんなことは無いので、実際はどれでもいいわけです。

ただし、最近は環境問題への配慮から、鉛フリーはんだが良く使われています。

また、はんだは作業中、非常に高温となり、間違って落としたりすると危険です。

その場合、「はんだこてスタンド」があると便利です。

はんだの先端を掃除するスポンジのようなものもついており、便利です。

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手順の前に簡単な構造

みなさんがシールド自作に使うケーブルは、1芯シールドと呼ばれるものです。
構造はこのようになっています。

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手順

まずはじめに、シース(被膜)をこのように切り取りましょう。

切り取る長さは、実際にプラグに重ねてみて決めてください。

勢い余って編み線を切ってしまわないように注意してください。

次に、外側の編み線のみをほどいていきます。(色が違うのは気にしないでください笑)

全部ほどけたらねじって一つにまとめましょう。ちなみに、この画像はまだ管理人がシールド自作するのが下手だったときの画像なので、赤丸で囲った部分は必要ないので気を付けてください。(笑)

ぎりぎりの部分でまとめていただければ大丈夫です(後の画像とかはちゃんとそうなってますね)。

最後に、上の図のようにはんだ付けをします。

エフェクターのジャックに挿し込んで作業すると作業がしやすいので試してみてください。

はんだ付けが終わったら反対側・・・といきたいとこですが、上の画像のように、反対側のはんだ付けをする前にカバーを両方シールドに通してください!!

これをしておかないと、反対側のはんだ付けが終わったときに、カバーを入れれない・・・なんてことになってしまいます。(管理人も経験がありますが、その場合ははんだを一回とってからまたはんだ付けしなおさなければなりません。)

作業になれてきたら、この画像のように美しいはんだ付けをすることができます。

L字プラグも基本的には一緒です。

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はんだ付なんかめんどくせえ!って人はソルダーレスケーブルキットがおすすめ

はんだ付は器具がいるし、もっと手軽に自分の必要な長さのシールドを作りたいという人には、George L’s(ジョージエルス)や、Free The Tone(フリーザトーン)が出しているソルダーレスシールド自作キットがおすすめです。

こちらは、コード部分とプラグ部分の接続を、ネジで圧迫することによる接続しています。

これによりはんだ付が必要なくなるといった商品です。

ただし、あくまで圧迫しているだけなので、時折接触不良や断線の問題が起こるようですが、普通に使ってる分には問題ないようですね!

エフェクター固定方法まとめ:

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