バイク(FZ1 FAZER)のスピードセンサー交換(スピードメーターの不具合)

整備
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ここ最近スピードメーターが反応しない不具合があったのでスピードセンサーを交換しました。出た症状あたりもまとめておきます。

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スピードメーターの不具合が出た:メーターが踊る、その後速度表示が完全に0になる

最近FZ1でスピードメーターの表示の不具合が出るようになりました(前もたまに出てたのですがしばらく症状が落ち着いてましたが、最近は症状が悪化。頻繁に起こるように)。

具体的な症状は以下の様な感じです。

  • エンジン始動直後の走行は正常に表示されている
  • アクセル開度一定でもたまに表示が踊るようになる
  • ある程度走行後すると(エンジンが温まると?)、アクセルオンで速度表示が0になるようになる。アクセルをオフにすると表示は何故か戻る
  • その後走行を続けると完全に速度表示は0のままになる
  • 日を跨ぐとまた上から繰り返し。(ただ最近は症状が出るのが早まってる気も)

という具合です。

特にアクセルを回すと表示が0になってしまうのは本当に謎です😨笑

FZ1の場合(というか最近のバイクは?)、ECUで車速情報も燃料調整に使っているようなので、スピードメーター表示が踊ってるときは燃料噴射量が都度変わってしまうのかアクセル開度一定でも勝手にバイクが加減速してかなりガクガクしてしまいます

直進中ならまあ走れなくはないですが、コーナー中だと怖いですね😓

スピードセンサーの故障で常に速度表示が0になってくれているならば、逆にセンサーの故障と断定できて原因特定が楽だったのですが、速度表示が出たり出なかったりするので原因特定が本当に難しいですorz。

車体の振動で接触不良が起きてる可能性とかも考えられますが、今回はアクセルのオンオフで速度表示に影響が出てるので、スロットルポジションセンサーとかも絡んでくると、もうどれが原因なのか特定は果てしなく難しそうです😨

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一応スピードセンサー本体の動作チェック方法はあるのだが・・・

基本的には、センサーが故障したら速度表示が0になってしまうはずなので、今回のように速度表が出たり出なかったりだと他の原因の可能性が高そうですが・・・正直他の原因と言っても可能性がありすぎるのと、全部チェックする場所も時間が無いので、一番はじめに考えられる原因を処置してしまうという意味で、今回は重い腰を上げてスピードセンサーを交換することにしました

一応スピードセンサー本体が適切に動作してるのかチェックする方法はあるのですが、今回の場合は症状が出たり出なかったりしたので、動作チェックのときに正常に動いてしまったら故障してるかどうかの確認が行えません。

バイクの自己診断機能(ダイアグモード)で車速パルスを確認する方法

ヤマハ ダイアグモードの表示(FZ1の場合)

まあそれは置いといて、スピードセンサーの動作チェックの方法を紹介しておきます。

まずはバイクに予めついている自己診断機能を使った方法です。ヤマハの場合はダイアグノスティックモードとかいいます。

一応FZ1の場合は、ダイアグモードの07番がこれにあたります。

リアホイールを回転させると、画面に表示されている数字が0から増えていき、999になったらまた0に戻ります。

もちろんメーカーによって確認方法は異なるので注意してください。

これはただ単にスピードセンサーから車速パルスが来ているかどうかの確認ですね。速度表示とは異なります。

まあデジタルの場合、センタースタンドやメンテナンススタンドを立てて手でリアホイールを回すだけでも、速度表示が5km/hとか一瞬表示されたりしますがね。

カプラーにテスターを取り付けて、ホイール回転時の出力電圧の繰り返しを確認

次はカプラーにテスターを割り込ませてホイールを回転させたときの出力電圧を確認する方法です。

ちゃんとスピードセンサーの動作チェックをするなら最終的にはこちらの方法になると思います。

スピードセンサーのカプラー端子にテスターを当ててリアホイールをゆっくり回すと、出力電圧の表示が「0.6V→4.8V→0.6V→4.8V→・・・」という具合に繰り返されます。(※センサーによって出力電圧の値は異なります)

確認時はメインスイッチをオンにしてください。

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スピードセンサーの交換

サスペンションの左に見える一本ケーブルが伸びてる先のやつがスピードセンサー

FZ1 FAZERのスピードセンサーは、エンジンの裏側についています。固定ボルトのサイズはM6で規定トルクは6Nm。

スイングアームついた状態で下から覗くとこんな感じです

ケーブルがスイングアームとエンジンの間、そしてフレームとエンジンの間と通っているのでスイングアームを外さないと交換は結構しんどいです😓(というか多分無理?)

エンジンとフレームの間については一応そのままでも通せるようにできるのが唯一の救いか、、、😨

さすがにフレームを外すのは大変ですからね

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さて今回は、バイクのスイングアームのピボットシャフトのグリスアップのやり方を解説していきます! 解説に使用した車両はFZ1 FAZERです。 スイングアームのピボットシャフトのグリスアップのやり方を解説していきます! さて今回...

こんな感じでエンジンとフレームの間を通すような配線となっています。

この隙間は一応カプラーは通るので、フレームは外す必要はありません。

ちなみに一応エンジン内部でオイルが通っている場所だとは思いますが、スピードセンサーを外してオイルがドバドバ漏れてくる場所ではありません。(もちろん車種によると思います。不安ならオイルを抜いてから作業するのが確実ですね)

写真ではちょっとたれてるのでオイル自体は来てるのでしょうが笑。

というわけでこれがスピードセンサーです。

左が古いやつで、右が新しく注文したやつです。

ウェビック純正部品注文で発注。価格は10,417円でした。一応FZ1の場合は部品番号は4XV-83755-02で注文を出しましたが、注文書では4XV-83755-「03」となってたので、新しいやつになったのかもしれませんね?

左が古いやつで右が新しいやつ。

まあセンサー部分は外から見ても故障してるかどうかはわかりません

カプラー部分、左が古いやつで右が新しいやつ。

ゴム部分が若干潰れてるが、、、まさかこれで接触不良なんてことはないよな、、、?

まあ考えてもしょうがないので交換します。

エンジンとフレームの間にケーブルを通したあとは、タンク下のカプラーでハーネスと接続されているのでタンクを持ち上げて接続します。

このFZ1、整備でタンクをこれまでに何回持ち上げたかもはや数えられていません、、、笑。

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スピードセンサー交換後にスピードセンサーケーブルを確認すると一本断線していた

一応ケーブルの断線確認だけしておこうと思い、スピードセンサーケーブルの保護カバーを外してみると、なんと一本断線してました😨

なぜ一本だけ?断線するようなことしたっけ?という感じです、、、

一応センサー自体に不具合はあったので原因はこれで間違いなさそうですね😓

このケーブルが断線したらどうなるのかと思い回路図見てみましたが、たぶん他のセンサー類とも繋がってるケーブルですね(ハーネス側のカラーコードしか記載されておらず合ってるかわからないのでたぶん)。

回路的には他に影響を及ぼすとも思いませんが、電気回路のことは詳しいわけではないのでちょっとわかりませんorz。スロットルポジションセンサーの出力によって影響が出ないとも言い切れない。

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交換後は無事症状改善

とりあえず今のところは症状は収まりました。ちゃんと正確にスピードメーターは表示されます。

多分今回はケーブルの断線が原因だったっぽいですね。

それにしても、結構前からこの症状出てたのだが、一体いつから断線してたんだろうか、、、そしてなぜ一時期は問題なく表示されていたのだろうか、、、

バイクの電装系はわからんことだらけですね。(かと言って他のことがわかるというわけではないが笑)

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