GIVIのトップケースを付けるのにヘプコ&ベッカー(Hepco & Becker)のスピードラック(Speedrack)を使っているので、どんな感じかレビューしておきます。
ちなみに、私のはカーボンシートを貼ったり後ろの部分を削ったりとちょいちょい加工してます。
また、SSなどリアシートが狭いバイクでリアシートの積載を安定させる用途でもおすすめなのでそちらについても紹介したいと思います。
トップケースを使うためにヘプコ&ベッカーのスピードラックを導入
積載という意味では、ヤマハの純正パニアを装備していたため問題無かったのですが、ご覧のとおり純正のサイドケースってかなーりでかいんですよね。
で、普段使いでトップケースの使用を検討していたのですが、純正パニア用のステーをつけていると、社外メーカーのステーを一緒につけることができない・・・
そこで非常に悩んでたところ、ヘプコ&ベッカーのリアシートを置き換えるタイプのラックがあると知り、即購入しましたw
ちなみに、スピードラックとスピードラックEVOがありますが、EVOのほうはワンタッチで着脱が可能なリアバック「Street」を使うためのアダプターを取り付ける穴が加工されているという違いがあります。
用途が決まってないのなら、とりあえず替えの効くEVOのほうを購入しておいたほうが良いと思います。
メーカー:ヘプコ&ベッカー(HEPCO&BECKER)
モデル:スピードラック/EVO
価格:2万円ぐらい(高い笑)
スピードラックは、リアシートと交換し荷台を作ることができる
まずはスピードラックの紹介からしておきますかね。
スピードラックですが、ざっくりとリアシートと交換することで、リアシート部に荷台を作ることができるバイク用品です。
例えばSSで大きめのシートバッグを使おうと思ったら、シートが狭くて安定しないという場合があると思いますが、スピードラックを使えば十分な積載面が確保できるので、キャンプバッグなんかでも安定して設置することができるというわけです。
他にもトップケースを乗せたり、ネット固定など基本的にはなんでもOKです。とりあえず積載を向上させるアイテムという感じです。
後は、フックを掛けることができるような穴がいくつか搭載されているのも特徴ですね。
更に大きいシートバッグに対応するようユニバーサル・エクステンションがある
普通のシートバッグとかならばそのままでも問題無いかと思いますが、更に大きな荷物を積みたい場合や、大容量のキャンプ向けシートバッグを安定して載せたいという場合は、ユニバーサルエクステンション(Universal Extention)を使用すれば荷台の面積を広げることができます。
EVOにある穴が汎用ベースに合えば他のメーカーのトップケースも使える
さて、先ほどちらと書きましたが、EVOにはヘプコの「イージーロック(Easy-Lock)」を採用したタンクバッグを使用するためのアダプターをとりつけるための穴が開いています。
ヘプコ以外のトップケースでも、この穴に寸法が合えば使えるという感じになります。
面倒くさいことを考えたくないならば、同じヘプコ&ベッカーのトップケース、ジャーニー(Jouerney)のユニバーサルプレートタイプを選択するのが良いかと思います。
ただ、トップケースと言えばやはりGIVIが選択肢が豊富ですね。
GIVIのベースが良い位置に来るように加工
というわけで、私は下調べせずにGIVIのケースを一緒に買ってしまったため非常に苦労しました。
GIVIのベースですが、私がチョイスしたものが独特な形状というか、絶妙にスピードラックと合わない感じだったので、ベースが良い位置に来るように加工しました。
普通の平らなやつを使えばこんなに苦労はしなかったと思います・・・orz
スピードラックの後ろの方は反り返ってるのですが、これがあるとベースが浮くのでグラインダーでカット。
後はベースを取り付けることができるように穴をあけたり・・・笑。
ちょっと頑張って加工した形跡があったり・・・
という感じでなんかいろいろ手間取りましたが、無事取り付けることができました。
削った部分は後でタッチアップペンで塗っておきました。
というわけで、無事フルパニア化に成功!
というわけで、当初の目的である純正パニアケースと合わせてトップケースを使えるようになりました。
ただ、スピードラックだとタンデムシートをつぶすことになるので、フルパニアではどのみちタンデムツーリングできない!というわけですね~。
やれやれです。
まあ最近タンデムで本当に荷物が多くなる場合は、ホンダのタンデムドラムバッグなんか考えていますが、まあまたそれは別の機会に・・・
まとめ:高いが積載難民にはおすすめできる!
というわけで、ヘプコ&ベッカーのレビューでした。
私が購入当時情報が本当に少なく苦労しましたが、ざっくり私が知りたかった内容を含めて記事にしてみたので参考になれば幸いです。
とりあえず、最近のフルカウルスポーツバイクは本当にリアシートが細いですからね。
こういうものが存在するというのを知っておけば、SSでもキャンツーなり連泊なりなんでも対応できるようになると思います。
ハードケースに拘りはじめるとちょっと苦労するかもしれませんが笑。
ではここらへんで。
コメント