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クーラント(冷却水)交換、補充

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ここでは、クーラントの基礎知識から交換をメインに書いていきます。また、最後に補充についても取り扱っています。

クーラント(冷却水)交換の基礎知識

クーラントとは?

クーラントは、水冷バイクに用いられるエンジン冷却用の液体です。クーラントは、加熱・冷却を繰り返すことで徐々に劣化が進むので、定期的に交換が必要となります。激しく劣化した冷却水は、冷却効果が失われ、オーバーヒートの原因となります。

交換頻度について

クーラント自体はそこまで頻繁に交換するものではありません。私の所持しているFZ1 FAZERの取扱説明書を参考にすると、24カ月ごとに交換、と書いているので、だいたいそのぐらいで良いでしょう。中古車を購入した場合は、クーラントが数年前のものが入ってる場合があるので、一度交換しといたほうがいいと思います。

チェーン清掃・注油に必要なもの

クーラント

クーラントです。基本的に好きなものを選んだらいいと思います。そのまま使うタイプと、水で希釈するタイプの二つがあります。私はめんどくさいのでそのまま使うタイプを買って使っています。車用でも問題ありません。

オイル吸収剤

クーラントは石油類の危険物に該当するので、垂れ流しは絶対にしてはいけません。お住まいの地域の処分方法に従う必要がありますが、エンジンオイル同様に、吸収剤に吸収させて燃えるゴミとして出せることが多いと思います。オイル吸収剤自体は非常に安いものなので、バイクに乗るならば周りのこともしっかり考えて乗りましょう。(昔は、数百倍に希釈して流して捨てろという説明文もあったとかなかったとか・・・)

オイルじょうご

クーラントを注ぐ際に使うじゅうごです。別になんでもいいのですが、上記商品は材質が紙なので使い捨てができる代物です。

新品のドレンワッシャー

ドレンボルトに使うワッシャーです。交換時には必ず新品を用意しましょう。(バイク屋や、バイク用品店、最近では通販でも純正品を注文できます。)新品に交換しないとクーラント漏れの原因となります。どうしても用意できない場合は、表面を平らにやすり掛けして使ってください・・・

クーラント交換方法

事前準備

最後にクーラントレベルの確認等を行うので、作業はバイクを水平にしておくと良いと思います。センタースタンドがあるバイクはセンタースタンドを、無い場合はメンテナンススタンドなんかがあるといいですね。それか、サイドスタンドに何かをかまして水平に近い状態にしてもいいと思います。(完全に水平にすると逆に倒れる可能性もあるので慎重に。)また、作業は必ずエンジンが冷えた状態で行ってください!

注意点

熱を持った状態のラジエタは負圧状態となっており、その状態でラジエタキャップを外すと、熱を持ったクーラントと蒸気が吹き出し非常に危険です。ラジエタキャップを外す際は、エンジンが必ず冷えた状態で、

クーラントを抜きましょう

リザーバータンクを外し、中のクーラントを全て抜きます。当然オイル吸収剤へ、です。リザーバータンクにリザーバーホースとドレンホースがついてると思うので、リザーバータンクを外す際はとっていただいてかまいません。次に、ラジエタ内のクーラントを抜く必要があるので、クーラントドレンボルトを探しましょう。だいたいラジエタホース沿いで、車両下部にあります。ドレンボルトを外したら、ラジエタキャップを緩めると、クーラントが出てくると思います。

古いクーラントの洗浄

この項目は必須ではありませんが、そこまで手間ではないので余裕のある方はやっておきましょう。ドレンボルトを仮締めして、ラジエタを水道水で満たします。そしてエンジンを短時間かけ水道水を管内にめぐらせ、そして再度ドレンボルトを外し水道水を抜きます。はじめは残ったクーラントにより水道水に色がついていますが、これを繰り返し透明な水道水が出てくるようになればOKです。水を入れるのは空のペットボトルや紙パックで十分です。そそぐときはラジエタキャップの部分からです。

新しいワッシャーに交換し、ドレンボルトを締めます

エンジンオイル交換時もそうですが、ドレンワッシャーは必ず新品に交換しましょう!というのも、ドレンワッシャーは、ボルトを締めたときの圧力でワッシャー自体が変形し、気密性を保つからです。一度変形してしまったワッシャーは、ボルトを外した後も変形したままなので、再度利用することができません。どうしても新しいものを用意できない場合は、変形した面を平らにやすり掛けして利用する場合もありますが、基本的には新品に交換しましょう。クーラント漏れの原因になります。ちなみに、参考ですがFZ1FAZERの場合のドレンボルトの締め付けトルクは、10Nmです。一方エンジンオイルのドレンボルトの締め付けトルクは43Nmなので、エンジンオイルのボルトに比べて非常に弱いトルクで締めつけられていることがあります。ボルトを破損させては大変なので、締めすぎには注意しましょう。

クーラントを入れます

リザーバーホースが接続されているのを確認し、クーラントをラジエタ本体にいっぱいいっぱいまで、リザーバータンクについてはフルの部分まで入れます。紙製の使い捨てオイルじょうごがあれば注ぐ際に便利です。また、ペットボトルに穴をあけてじょうご代わりにするのも問題ないと思います。クーラントを入れたら、リザーバータンクにリザーバーキャップを接続しましょう。

エンジン暖気後にリザーバータンクのクーラント量を確認

エンジンを数分暖気後、エンジンが冷えるまで待ち、クーラントレベルを確認します。サイレンサーの関係で定位置でエンジンをアイドリングで保つことが難しい場合は、数分の走行でも構いません。クーラントレベルがフルとローの間にきていることを確認し、もしローより下に来てるならば、リザーブタンクにクーラントを追加し、間にくるようにしてください。

エア抜きについて

一部のウェブサイトには、エア抜きについての記述がありますが、私が所持しているサービスマニュアルにはエア抜きの指示については特に記述がありません。が、気になるようであれば、クーラントレベルを確認した後、エンジンが冷えたのを確認し、ラジエタキャップを一度あけて、再度締めればそれで問題ありません。

補足:水を使用する際は必ず水道水を!

クーラントの希釈や、クーラントの代わりに水を使う場合は、市販されているミネラル水ではなく、必ず水道水を使いましょう。ミネラル水の場合、水に含まれているミネラル分がクーラントの経路に溜まって詰まりを起こす場合があり、錆の原因となってしまいます。一方水道水は、蒸留する過程でミネラル分等は取り除かれています。しかし、水道水の使用はあくまで暖かい時期だけにしましょう。冬季に使用し、水道水が凍結してしまった場合、水は氷ると体積が増すため、ラジエタの破損に繋がります。クーラントには、冬季に温度が下がったときにでも、凍らずシャリシャリとしたシャーベット状となり、クーラントが循環するような特性があります。

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