帽体がABS樹脂(プラスチック)のヘルメットはやばいのかというとそうでもない

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今回始めて正式には国内進出していない海外ヘルメットブランドを購入してみたのですが、購入にあたり色々調べるきっかけがあったのでそれについて記事にしておきます。

購入したのはオニールというアメリカのオフロードヘルメットブランド(中国生産)で、帽体素材がABS樹脂、つまりプラスチックだったのですが、実際プラスチック帽体ってどうなのかについて書いていきます。

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価格が3万円以上のヘルメットの帽体はガラス繊維やカーボンが使われている事が多い

オニールのヘルメット帽体の素材はABS樹脂なんです。ABS樹脂、つまりプラスチックのことですね。

一方である程度の価格がする、例えば3万円とか4万円以上のヘルメットの場合、帽体素材はだいたいガラス繊維(もしくはカーボン)が使われています。

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国内大手ブランドでも安価なモデルでは帽体がABS樹脂のモデルは普通にある

とは言え、大手ブランドでも安価なモデルとかでは普通に ABS樹脂(プラスチック)が使われているヘルメットというのは結構調べた感じ普通にありました。

ですから、プラスチックの帽体が使われてるからといって、イコールこれはやばいヘルメットかと言うとそれはまた別の話ということになります。

今回はオニールのヘルメットを購入しましたが、同価格帯で日本のブランドですと、例えばウィンズジャパンの X-Roadとかがありますが、こちらの帽体も同様にABS樹脂が使われてます。

他にも、例えばOGKカブトとかについても、下位モデル、例えばカムイとかシューマあたりの少し価格が落ちるヘルメットについても帽体にはABS樹脂が使われています。

※カブトに関しては具体的にはT.P.S.(高性能サーモプラスチック帽体)という名称となっています。

エアロブレードあたりの上位モデルになってくると、ガラス繊維ですね。(A.C.T.:高強度複合素材帽体)

他のブランドに関しても普通は帽体素材についての記載があるので、気になるなら一度調べてみるのもいいと思います。が、SGやJIS規格を通してるだけの表記を押し出して、樹脂を使用していることは目立たない場所に記載してるケースもありますが、、、笑。

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ただし、あまりに安価なヘルメットはやはり怖いのは否めない

海外動画より引用

オニールのヘルメットの場合、アメリカのブランドなんですがヘルメットは中国で生産されています。

ヘルメットで中国生産って言うと確かにイメージは悪いです笑。結構前の話ですが、海外の動画で中華ヘルメットと日本のヘルメットをハンマーだかバッドだかで叩き、日本のヘルメットはボンボン跳ねるだけだった一方で、中華ヘルメットについては一発で帽体を貫通してしまったなんてのは印象に残っています。(とは言え、最近はヘルメット以外でも中国生産のものは非常に多くなってきており、品質も高くなってきているのは事実です)

あまりに安すぎるヘルメットはおそらく値段相応のレベルの性能だとは思います笑。

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海外のヘルメットの性能を確かめるサイトのデータは一つの指標になるかもしれない

イギリス運輸局が行っているヘルメットの試験プログラムSHARP

オニールのヘルメットについて調べていると、とあるブログにてSHARPというイギリス運輸局がやっているヘルメットの性能テストについての記述が見られました。

もちろん一つの試験結果なのでこれが全てというわけではありませんが、ヘルメットを選ぶ際の一つの指標になることは間違いないでしょう。

一応オニールについてはそこまで悪くない結果が出ていたようです。逆にアライの下位モデルなどについてはサイドからの衝撃については芳しくない結果だったりするようです。(アライの上位モデルについては普通に評価は高い)

実際の転倒時については一方向から均一に力がかかるわけではないので、あくまで一つの試験結果として留める程度にするのが良いでしょう。アライはSNELLという非常に厳しい内容の独自規格を持っていたりしますしね。

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まとめ:ABS樹脂(プラスチック)帽体は普通に大手ブランドでもあるので問題ではない、性能は上位モデルと比べると落ちるでしょう

というわけで、ちょうど購入した海外ヘルメットの帽体素材がABS樹脂だったので軽く調べた情報を紹介しました。

ABS樹脂を帽体に使ってる=問題があるヘルメットというわけではありません。ですが、上位グレードのヘルメットの帽体でABS樹脂が使われることはほとんどないというのも事実です。(カーボンと樹脂の組み合わせみたいなのはあるようです)

素材そのものよりも、やはり購入するブランドの評価がどうなのかのほうが重要な気がします。

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コメント

  1. 匿名 より:

    SNELL(スネル)規格はアライ独自の規格ではありません。

    アライが独自の検査基準を設けていることは事実ですが、SNELL規格はJIS(日本工業規格)とは別のアメリカで設立された規格です。

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